「WordPress本体のバージョンをダウングレード(マイナーアップデート)する方法を知りたい。WordPressをバージョンアップしたら不具合が出てしまったので、元のバージョンに戻したい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
- WordPressバージョンをダウングレードする3つの方法
- 不具合の根本原因を事前に断つ【プラグインは最小限に】
WordPressのバージョンアップによる不具合はわりとよくある事です。焦る必要はありません。
私自身も、絞り込み検索を実装していたサイトが、バージョンアップをしたことでデザインが崩れてしまったことがありました。
そんな時にはダウングレードして元に戻すことが原状回復の手取り早い方法なので、この記事では、状況別に合わせて3つの方法を解説します。
WordPressバージョンをダウングレードする3つの方法
WordPressバージョンのダウングレードには、3つの方法があります。
- 方法1:プラグインを使う
- 方法2:サーバーから行う
- 方法3:バックアップから復元する
なぜ3つの方法を紹介するかと言うと、不具合の状況によってダウングレードする方法を使い分ける必要があるからです。
それぞれ解説します。
方法1:プラグインを使う
プラグインを使ったダウングレードが、最も簡単な方法です。
不具合が起こったとしても、管理画面に入れる状態ならこの方法でダウングレードすることをおすすめします。
ダウングレードする手順
WordPressをダウングレードするプラグインは色々ありますが、「WP Downgrade」と言うプラグインが定番です。
もしくはプラグイン一覧から「Setting」をクリックします。
Activeとなっていればダウングレードすることができます。
ナオ
方法2:サーバーから行う
サーバーから操作してダウングレードする方法は、プラグインを利用できない状況で有効な手段です。
「管理画面にアクセスできない」「画面が真っ白」といった状況であれば、この方法でダウングレードしてください。
ダウングレードする手順
ナオ
方法3:バックアップから復元する
バージョンアップをする直前のバックアップデータがあれば、バックアップを復元する事で前のバージョンに戻す事ができます。
復元方法としては、プラグインを使う方法とサーバーサービスを利用する方法の2つがあります。
復元方法に関しては「WordPressでバックアップを取る2つの方法【おすすめプラグインも紹介】」で一部解説しています。
WordPressでバックアップを取る方法【プラグインでの手順も解説】
ナオ
不具合の根本原因を事前に断つ【プラグインは最小限に】
そもそも、不具合の根本原因を事前に断っておけば、トラブルが起こる可能性を減らすことができます。
具体的には以下の通りです。
- その1:テーマを最新の状態に保つ
- その2:プラグインを最新の状態に保つ
- その3:プラグインに頼らない実装を行う
- その4:更新されていないプラグインは利用しない
- その5:PHPをWordPressの推奨バージョンに更新する
これらを意識的に行っておくだけで大分違うと思います。
なお、プラグインに関しては、ぶっちゃけ必須なのは3つぐらいしかありません。当サイトでもインストールしているプラグインは6つだけです。
プラグインに関しては「【断言】WordPressのおすすめプラグイン4+9選【入れ過ぎ注意】」で詳しく解説しています。
【断言】WordPressのおすすめプラグイン4+9選【入れ過ぎ注意】
ナオ
というわけで以上です。