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WordPressのリビジョンを削除する2つの方法【気が向いた時でOK】

「WordPressのリビジョンを削除したい。今まで放置してたから、リビジョンの数がとんでもないことになってる。自動で保存数を制限してくれる方法があると助かるなー。」

この記事ではこういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • WordPressのリビジョンを削除する方法
  • リビジョン削除は気が向いた時でOKです

この記事を書く私は、ウェブ関連に従事して9年、アフィリエイト暦は5年です。

記事のバックアップデータであるリビジョンは、記事執筆の度にどんどん増えるので、1年も放置していたらもの凄い数になります。

データベースを最適化しておくことは、パソコンのクリーンアップのように、システムを健全に運用する上でも大切です。

そこでこの記事では、WordPressのリビジョンを削除する方法と、保存数を制限する方法を解説します。

WordPressのリビジョンを削除する方法

WordPressのリビジョンを削除する方法は2つあります。

リビジョンを削除する方法

  • 方法1:プラグインを利用する方法
  • 方法2:wp-config.phpにコードを記述する方法

それぞれの方法を解説します。

方法1:プラグインを利用する方法

リビジョン削除のプラグインには、2つの定番プラグインがあります。

  • 定番1:WP-Optimize
  • 定番2:Optimize Database after Deleting Revisions

双方の機能を比較すると、基本的にできることは変わりませんが、実用的な違いとしては以下の通りです。

WP-Optimizeは、リビジョンを自動で削除するスケジュール設定ができます。
Optimize Databaseは、リビジョンの保存数を制限することができます。

どちらかと言うと、保存数を制限することができるOptimize Databaseの方が有用だと思いますが、最新のWordPressバージョンへの検証がなされていません。

データベースにアクセスするプラグインが、未検証のままだとセキュリティの面でも心配なので、、、現段階ではWP-Optimizeを利用することをおすすめします。

実際、利用者はWP-Optimizeの方が圧倒的に多いですし、多くのブロガーが紹介記事を執筆しています。

「WP-Optimize」使い方の手順

STEP.1
WP-Optimizeをインストールして有効化します。
STEP.2
「データベース」をクリックします。
STEP.3
「最適化を実行する」をクリックします。
最適化が実行されても実行完了的なメッセージはありません。
STEP.4
再度アクセスすると先ほどまであったリビジョンが削除されていることが分かります。
STEP.5
一般設定
スケジュールの設定では、どれくらいの期間リビジョンを保持するのかを設定できます。
STEP.6
Scheduled clean-up settings
より詳細に設定するなら、こんな感じで自分好みに設定します。

ナオ

実際に使うとしたら、クリーンアップしたい時に有効化して実行すればOKです。常時利用する必要はないと思います。

方法2:wp-config.phpにコードを記述する方法

プラグインに頼らずリビジョンを制限するなら以下のコードをwp-config.phpに追記します。

define('WP_POST_REVISIONS', 2);

数字の「2」の部分は、保存数のことです。
1つでいいと思うなら1、もっと保存するなら5というように変更してください。

リビジョンの保存数を制限するので、必然的に過分のリビジョンは削除されます。

コードを記述する手順

STEP.1
ファイルマネージャからブログを選びます。(FTPソフトを使うなりお好きな方で。)
STEP.2
public_htmlをクリックします。
STEP.2
wp-config.phpを直接編集するか、ダウンロードして編集できるようにします。
STEP.2
require_onceの上部に以下のコードを記述します。

define('WP_POST_REVISIONS', 2);
STEP.2
記述後はこんな感じです。
あとは変更内容を保存するか、アップロードすれば設定完了です。

ナオ

データベースに直接アクセスして、リビジョン削除のコマンドを打ち込むことも可能ですが、データベースを触ることはお勧めしません。

リビジョン削除は気が向いた時でOKです

リビジョンは気が向いた時や、「そう言えば」と気付いた時に削除する感じでOKです。

「リビジョンを溜めすぎると表示速度に影響を与える」と言いますが、数百記事分のリビジョンを削除してもほぼ影響はないと思います。

数千、数万記事規模のサイトでない限り、神経質になる必要はありません。

そのため、半年や1年経過のタイミングで、プラグインを有効化して削除するような使い方で十分です。

というわけで以上です。