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【経験談】私がWordPressの海外テーマをおすすめしない3つの理由

「WordPressテーマを色々と探しているけど、テーマの種類がありすぎて悩む。そもそも国内テーマより海外テーマの方が、種類が多くてデザイン性が高いと思うけど、海外テーマを使いこなせるか不安、、、。」

この記事ではこういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • WordPressの海外テーマをおすすめしない3つの理由
  • WordPressの海外テーマを活用するのはこんなケース

この記事を書く私は、Web関連の仕事にたずさわって9年、アフィリエイト暦は5年ほど。

私が初めて購入したWordPressテーマは海外テーマの「Newspaper」です。
そして、この他にも2つの海外テーマを購入して実際に使ってきました。

これは私が購入した海外テーマです。

海外テーマは、国内テーマと比べて価格が安いのに、デザインパターンが豊富で機能性も優れています。

しかし、実際に使ってみた経験から言うと、海外テーマはおすすめできません。
おすすめできない理由と、どういったケースであれば海外テーマを有効に活用できるのかを解説します。

WordPressの海外テーマをおすすめしない3つの理由

私が海外テーマをおすすめしない理由は3つあります。

海外テーマをおすすめしない理由

  • その1:英語表記に最適化され過ぎている
  • その2:ファイル数が多いの表示速度が遅い
  • その3:公式サイトにある情報は必要最低限

それぞれ解説します。

その1:英語表記に最適化され過ぎている

海外テーマは、英語で利用されることを前提として開発されています。

つまり、英語表記に最適化されたデザイン構造なので、日本語で使うとなると余白や行間など不自然な表示になりやすいです。

さらに、そもそも日本語に対応していないテーマも数多くあります。

例えば、私が購入した海外テーマだと、Newspaperは日本語対応されていますが、HeraldとThe Essenceは日本語対応していません。

これはNewspaperのファイル群ですが、日本語化するためのファイルである「ja.mo」「ja.po」があります。
しかし、Heraldだと言語ファイルは「en_US.mo」「en_US.po」のみです。つまり、英語以外の言語が使われることを想定していないのです。

WordPressの翻訳化プラグインを使えば、日本語にも対応できるよう設定できますが、それでも文字化けをすることがあります。

ナオ

付け加えると、日本語対応されているかどうかは公式サイトに記載がないので、開発者に連絡して確認するしかないのでとても面倒です。

その2:ファイル数が多いので表示速度が遅い

海外テーマは、一つのテーマで数十種類のデザインパターンが用意されています。

デザインパターンと言っても、全く別のデザインパターンを使うことができる分、扱うファイル数が多いので読み込みに時間がかかります。

ちなみにNewspaperだと追加費用が必要なものもありますが、こんな感じで100種類あります。

また、海外テーマだとデザインの構造自体を変更できるような重めの機能(ビジュアルカスタマイザー)を実装していることが多いので、それも表示速度に影響を与えているのだと思います。

ビジュアルカスタマイザーはこんな感じの機能です。これがなかなか重めの機能なのです。

ナオ

あくまでも私が使ってみた主観ですが、どのテーマも表示速度がもっさりと遅い印象を持ちました。

その3:公式サイトにある情報は必要最低限

海外テーマの公式サイトには、国内テーマのような親切さはありません。

テーマの使い方や初期設定に関しては、動画を使って紹介されていることが多いのですが、わりと必要最低限です。

手順ごとの解説ではないので、動画を見ても設定に苦労すると思います。

また、相性の悪いプラグインやカスタマイズ方法などの情報は公表されていないので、全て自分で試しながら使っていく必要があります。

ナオ

初期設定のサポートもありますが、大体40〜50ドル(約5,000円前後)の追加料金がかかります。

WordPressの海外テーマを活用するのはこんなケース

ここまでWordPressの海外テーマをおすすめしない理由を解説しましたが、どんなケースであれば海外テーマを上手く活用できるかを考えてみました。

もし海外テーマを利用するとしたら「企業サイトを作る時」と「テーマを自作する時」であれば有効だと思います。

掘り下げると以下の理由のためです。

ケース1:企業サイトを作る時

国内テーマだと「企業サイト用途」のテーマがかなり少ないので、シンプルな企業サイトを作るのなら海外テーマを活かせると思います。

いくつか調べてみましたが、Enfoldというテーマが企業サイト用途としてわりと使いやすそうです。

他にも、良さそうなテーマが多くありました。

ナオ

シンプルな企業サイトではなく、企業サイト+コンテンツメディアを作りたいなら、国内テーマを選んだ方がいいかと思います。

ケース2:テーマを自作する時

テーマを自作する時のベースとして、海外テーマが活用できます。
テーマを自作できる知識と技術が必要ですが、、、。

海外テーマには、国内テーマにないデザインパターンと機能性があります。
実際、Web制作会社にオリジナルのテーマ制作を依頼すると、海外テーマをベースにしたサイトを納品している企業が多いようです。

ナオ

私が広告会社で働いていた時も、海外テーマを購入してWeb制作に利用していました。

まとめ:ブログ用途なら迷わず国内テーマにしよう

結論として、ブログ用途であれば、海外テーマではなく国内テーマを利用しましょう。

国内テーマから選ぶとなると、どうしても他のブログとデザインが似通りがちですが、デザインのオリジナル性を求めても収益に直結するわけではありません。

安定的な収益さえ確保すれば、空いた時間でデザインの知識を身に付け、少しずつカスタマイズしていけば良いので、まずは記事を積み重ねることが大切です。

おすすめの国内テーマに関しては「【無料・有料】WordPressの国内人気テーマ9選【おすすめは3つ】」で詳しく解説しています。

【無料・有料】WordPressの国内人気テーマ9選【おすすめは3つ】

というわけで以上です。