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【完全版】ブログ記事の書き方を解説【7つの手順+5つのテクニック】

「ブログを始めたけど、記事がうまく書けない。1つの記事を書き終えるのに何時間もかかってしまう。自分には向いていないのかな、、、。記事の書き方や構成について教えて欲しいです。」

この記事ではこういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ブログ記事の書き方を7つの手順で解説
  • ブログ記事を読みやすくするテクニック
  • 文章力を身に付ける方法は毎日続ける事

この記事を書く私は、Webマーケティング歴9年、アフィリエイト歴は5年ほど。
今まで相当数の記事を編集および執筆してきました。

「ブログがうまく書けない」、、、誰しもが最初にぶつかる壁ですね。

私もブログアフィエイトを始めた時は記事執筆が苦手でした。
むしろ嫌いだったと思います。なぜなら書き方が分からず、時間ばっかりかかるから、、、。

しかし、今ではストレスを感じることなく記事を執筆することができています。
それはひとえに、書き方の型を自分なりにルール化したからです。

私が実際に実践している書き方の手順と、記事を読みやすくするテクニックを解説します。

ブログ記事の書き方を7つの手順で解説

記事の書き方を7つの手順にまとめました。

ブログ記事の書き方の手順

  • 手順1:キーワードを決める
  • 手順2:記事の方向性を見極める
  • 手順3:読者の悩みを明確にする
  • 手順4:本文の構成を考える
  • 手順5:収益の動線を決める
  • 手順6:本文構成に肉付けをする
  • 手順7:最後にタイトルを決める

それぞれの手順を解説します。

手順1:キーワードを決める

まず初めに、どのキーワードで記事を書くのかを決めます。

キーワードを無視して記事を書いても、アクセスを集めることはできません。

例えば、この記事では[ブログ 記事 書き方]をメインキーワードとして狙っています。
この記事にたどり着いた読者はこのキーワードか、このキーワードに近しいキーワードで検索しているはずです。

キーワードをもとに記事を書くことは、ブログ運営における大前提です。

キーワードを探すにはツールを利用する

キーワードを探すには、「ラッコキーワード」というツールを利用しましょう。
無料で利用できるのでおすすめです。

使い方としては、動画配信ジャンルのブログを作るとして、検索窓に[動画配信]を入力します。

するとこんな感じで、[動画配信]に関連するキーワードが出力されます。

これらのキーワードの中には検索数がゼロのものもあるので、検索数を調べるためにキーワードプランナーも合わせて利用しましょう。

ナオ

補足として、、、キーワードプランナーとは、Googleが提供する検索数やキーワードの候補を取得できるツールのことです。

1記事1キーワードではない

記事の書き方に関してググると「1記事1キーワードで書く」といったアドバイスがありますが、例外もあります。

例えば、[動画配信サービス 比較][動画配信サービス おすすめ]の2つのキーワードを検索窓に入れてググってみてください。

検索結果はほぼ同じですよね。
異なるキーワードでも、同一の検索結果になるキーワーは多々あります。

決して1記事1キーワードに固執する必要はありません。

実際この記事では[ブログ 記事 書き方]以外に、[ブログ 構成][ブログ コツ][ブログ 書き方 初心者]などのキーワードを狙っています。

キーワードを取得する際、検索結果が同じキーワード群をひと塊りにすると良いでしょう。

ナオ

キーワードの振り分けは時間がかかる作業です。大変な作業ですが、やっておくと後々ラクになりますよ。

関連記事ブログ初心者でも失敗しないSEOキーワードの選定方法【3つの手順】

ブログ初心者でも失敗しないSEOキーワードの選定方法【3つの手順】

手順2:記事の方向性を見極める

キーワードの検索結果から、記事の方向性を見極めます。

グーグルがどういった記事を上位表示させているのかを把握することは超重要です。
残念ながら、グーグルが求めている記事を書かない限り、上位表示はされません。

検索結果は記事内容の見本のようなもの。
真似するのではなく、記事の方向性を決めるために参考にしましょう。

グーグルの検索結果を無視した結果

以前、グーグルの求める検索結果を無視した記事を書いたことがあります。

[都道府県 職種名 求人][都道府県 職種名 転職]のキーワードなんですが、検索結果は全て求人サイトでした。
でも、このキーワードで読者が求めていることは、具体的な企業名なのではと仮定して実際に試してみたんです。

結果は、、、ほぼ100位圏外でした。
キーワードの中には25位ぐらいまで上がりましたが、それ以上は無理でした。

この失敗から分かったことは、検索結果を無視すべきではないということです(笑)。

「上位表示=良質な記事」とは限らない

上位表示されている記事が、必ずしも全て良質な記事であるとは限りません。

上位表示されるには、記事の質以外にもあらゆる要素が関わってきます。
実際、キーワードと記事内容が見当違いな内容でも、上位表示されていることがあります。

例えば、ドメインパワーの強い企業メディアは、記事内容が薄くてもわりと上位表示されやすいです。

こんな感じで、検索結果を参考にするにしろ、なぜこの記事が上位表示されているのかを正しく判断することが重要です。

ナオ

言い方によっては上位表示=良質な記事なんでしょうけど、参考になるかどうかは別です。

手順3:読者の悩みを明確にする

検索結果を参考にしつつ、読者の悩みを明確にします。

読者はどんな悩みを持っているのか、なぜその悩みを解決したいのか、、、ニーズを深く分析します。

例えば、[乾燥肌 おすすめ 化粧水]のキーワードなら以下の通り。

  • ニーズ1:乾燥肌に最適なおすすめ化粧水を教えて欲しい。
  • ニーズ2:色んな化粧水を試したけど肌質が改善しない。どんな成分が必要なんだろう。
  • ニーズ3:最近ネットニュースで化粧水の成分は肌に浸透しないって見たけど本当なのかな?

ニーズ1とニーズ2は、すぐに判断できますよね。

ニーズ3に関しては、潜在的なニーズを先回りして予測しています。
こんな感じで深くニーズを探ると記事の説得力を高めることができます。

ペルソナ設定で読者の悩みを深掘りする

読者の悩みを明確にするため、ペルソナを設定することがあります。

ペルソナとは、顧客となるユーザーの「人物像」のことです。
年齢や性別、職業、居住地、趣味などを細かく想定し、人物像の抱える悩みを深く分析します。

ブログ全体で数人のペルソナを設定したり、記事ごとに決めることもあります。

例えば、[IT業界 転職サイト おすすめ]のキーワードでペルソナをざっと考えてみるとこんな感じ。

  • 名前:高橋さん
  • 性別:男性
  • 年齢:26歳
  • 居住地:東京都
  • 性格:好きなものに打ち込みたい気質、役職などのキャリアには興味がない
  • 職場環境:バックエンドエンジニアとして3年間従事している。業務内容に対してエンジニアの数が少ないので、任せられる仕事が増えていて疲労こんぱい。残業代は出るので同年代と比べて給与はいいけど、このまま働き続けるべきか悩んでいる。
  • 生活環境:東京の外れに1ルームを借りている。終電帰りも多いので食事はもっぱら外食。
  • 配偶者:なし、彼女はいるものの激務で、休日は自宅で過ごすことが多い。
  • 悩み:激務のせいか最近抜け毛が激しい。彼女との関係もギクシャクしている。とにかく休みたい、、。

とりあえず例を作ってみましたが、ぶっちゃけここまで作りこむ必要はないです。
重要なことは悩みを深掘りすることで、ペルソナを作ること自体が重要というわけではありません。

記事を外注する際には必須ですが、雑記ブログで経験のある分野ならキーワードからの検索意図だけでも十分なこともあります。

ナオ

ゴリゴリにペルソナを設定している企業メディアもあるので、運営者の考え次第のところもありますね。

関連記事【本質】ブログ運営におけるペルソナの設定方法【基本項目と事例】

【本質】ブログ運営におけるペルソナの設定方法【基本項目と事例】

手順4:本文の構成を考える

読者の悩みから、本文の構成(見出しと見出しごとの概要)を考えます。

例えば、この記事[ブログ 記事 書き方]では、読者ニーズからこんな感じで本文構成を作りました

見出しごとに概要(主張・理由・具体例や自分の経験)を付け加えておくと、手順6の肉付けがスムーズに進みます。

この本文構成さえ作り込めれば7割型、記事執筆は完了していると言えます。
もっとも時間のかかる作業ですが、手を抜かずに作り込みましょう。

ナオ

この作業で、記事の読みやすさや記事の質が決まります。

手順5:収益の動線を決める

忘れてはいけないのが、収益の動線を決めておくことです。

動線を事前に決めておけば、成約に至る記事の流れが自然になります。
記事が完成してから「何か紹介できる商材はあるかな?」と考えていては手遅れです。

全ての記事でセールスする必要はない

そもそも全ての記事でセールスしたところで成果には繋がりません。
商材を紹介すべき記事で、適切なタイミング紹介するからこそ成約に至るのです。

私の経験としても、全ての記事下でセールスしたことがありますが、結局はあまり意味がなかったです。
それなら記事下に関連記事を設置して、ブログを回遊してもらう方が良かったと今では思います。

矛盾する言い方ですが、「セールスしないようにセールスする」ことが重要です。

ナオ

ちなみにセールス強めの記事だと、せっかくの良い記事でも読者は離脱してしまいます。

手順6:本文構成に肉付けをする

ここでようやく本文執筆に入ります。
すでに本文構成を作り込んでいるので、自然な文章になるよう整えつつ肉付けをします。

手順4で解説していますが、本文は「主張・理由・具体例・主張」の順で書くとまとまりのある文章に仕上がります。

他にも、細かなテクニックは色々とありますが、テクニックに関しては後述しているのでそちらを参考にしてください。

ナオ

ちょっとしたポイントですが、吹き出しや画像挿入などの装飾を想定しながら執筆すると効率的です。

手順7:最後にタイトルを決める

さいごに、記事タイトルを決めます。
タイトルは文字数32文字以内で、キーワードを盛り込んだ内容にします。

なぜ32文字以内なのかと言うと、PCでの検索結果なら全て文字数が表示されるからです。
スマホ表示だと40文字ぐらいは表示されますが、長すぎるタイトルは単純に読みづらくなります。

タイトルの収まりが悪くても、35文字以内にまとめることをおすすめします。

タイトル決めは最初でもいいのか?

結論から言うと、最初ではなく最後にタイトルを決めることをおすすめします。

理由は以下の通り

  • 見出し構成や結論が変わることがあるため
  • タイトルに引っ張られた見出しになるため(ニーズが深掘りできない)
  • 最適なタイトルを付けることができるため

最初に付けてもいいのですが、結局は記事を書き終えた後に変更することになると思います。

ただし、こればっかりは運営者の考え方や、外注するかどうかによります。
どちらにしろ、自分がしっくりくる方がいいかと。

ナオ

余談ですが、外注する際にはタイトル決めは必須です。

ブログ記事を読みやすくするテクニック

記事の根幹を「テクニック」で補強することで、より読みやすい文章になります。

読みやすくするテクニック

  • その1:箇条書きでまとめる
  • その2:一文は長くしない
  • その3:中途半端な文言は避ける
  • その4:漢字とひらがなを使い分ける
  • その5:読めない漢字は使わない

それぞれのテクニックを解説します。

その1:箇条書きでまとめる

当たり前のことですが、箇条書きにするだけで記事が読みやすくなります。

特にスマホだと文章構造をはっきり示すことができるので、要点が2つだけでも箇条書きにするようにしましょう。

さらに付け加えると、箇条書きの文字数を揃えるとより読みやすくなります。

「美味しいコーヒー店の見分け方」を例にすると、、、

  • コーヒー豆の保存ケースは清潔に保たれているか
  • コーヒー豆は直射日光を避けて保存されているか
  • コーヒー豆の回転が早くて、つねに新鮮な状態か

文字数が揃っていると読みやすいですよね。
ちょっとした心配りで記事の読了率や滞在時間は改善します。

その2:一文は長くしない

一文は80文字以内、句読点は3つ以内にすると読みやすい文章になります。

特にスマホだと5行6行になるような文章って、読んでいて苦しくないですか?
だいたい80文字を超える文字数は、スマホでは5行になるので注意してください。

ちょっと感覚的なことですが、「息継ぎができる文章」をイメージすると良いかと思います。

その3:中途半端な文言は避ける

「多分〇〇です」「〇〇かも」などの曖昧な表現は避けましょう。
言い切った方が読者にとっては安心する文章になります。

ちなみに個人的には「少なくありません」という言葉は絶対に使わないようにしています。
この表現をニュース系の記事でよく見かけますが、なぜこの言葉が出てくるのかと言うと、答えはリサーチ不足です。

言い切るためにはエビデンスが重要なので、言い切る文章を心がけると自然に説得力のある文章になります。

その4:漢字とひらがなを使い分ける

漢字によっては2語連続すると読みづらくなります。
なので、漢字を連続して使わず、ひらがなを間に入れるようにしましょう。

以下の例ならどちらが読みやすいですか?

  • A:3記事執筆する
  • B:3記事を書く
  • A:昼夜逆転生活をしている
  • B:夜型の生活をしている

答えはどちらもBですよね。
話し言葉をそのまま文章にしてしまうので読みづらくなることもあるので注意しましょう。

その5:読めない漢字は使わない

話し言葉として普通に使う言葉でも、漢字にすると一気に難しくなる漢字があります。

例えば、「躊躇」、、、読めますか?「躊躇(ちゅうちょ)」です。

「躊躇」という言葉を使うなら、類語である「ためらう」を使った方が読みやすくなります。
こんな感じで、読み手がスラスラと文章を読めるように気をつけましょう。

文章力を身に付けるコツは毎日続ける事

文章力を身に付けるコツは、毎日文章を書き続けることです。

根性論っぽいですが、実際にキーワードを叩いて体に覚えさせるのことが一番効率的です。
読書や写経なども大切と言われますが、ぶっちゃけ勉強のための勉強です。

  • 1、毎日文章を書く
  • 2、定期的に書き方を見直す
  • 3、以前書いた記事をリライトする

このサイクルを半年続ければ、半年後には文章力が見違えると思います。

完璧主義は捨てて、とにかく前進する

完璧な文章を書こうと思っても、最初は誰だって書けません。
完璧を求めるといつまも記事が書き終わらず、ブログが嫌いになるかもしれません。

大切なことは「今の自分」の文章力を理解することです。
一文にこだわるより、荒削りでも一記事を書き終えることに注力する方がよっぽど有意義です。

試行錯誤しつつ文章を書き続ければ、必ず上達します。
前進しつつ記事執筆を楽しみましょう。

というわけで以上です。