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ブログ記事のパクリ対策を5つ紹介【最大の予防策:影響力を高める】

ブログ記事のパクリ対策を5つ紹介【最大の予防策:影響力を高める】

「ブログ記事のパクリ対策を教えて欲しい。最近、自分の記事を無断転載しているブログを見つけました。パクった側の記事が評価されるのは防ぎたいので、効果的な対策法が知りたいです。」

この記事ではこういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ブログ記事のパクリ対策【3つあります】
  • ブログのパクリを簡単に見つける調査方法
  • パクリを防ぐ予防策は影響力を高めること

この記事を書く私は、Webマーケティング歴は9年、アフィリエイト歴だと5年ほど。
以前、運営していた特化サイトの一部の記事をまるっとパクられた経験があります。

ブログ記事のパクリって、パクられた側からしたら気持ちの良いものではないですよね。
しかも、オリジナル側が重複コンテンツとしてペナルティを受けたら最悪です。

もちろん以前と比べたら、パクリ記事が検索結果にインデックスされることは格段に減りました。
しかし、最近でもあるIT企業メディアが個人ブログなどの記事をパクって炎上していたことがあったので、被害を受けたら適切な対策を淡々と行っていくしかありません。

そこでこの記事では、ブログ記事のパクリ対策について解説します。

ブログ記事のパクリ対策【5つあります】

パクリ対策は、5つあります。

ブログ記事のパクリ対策

  • 対策1:運営者に連絡して警告する
  • 対策2:Googleに著作権侵害の申し出をする
  • 対策3:サーバー会社に送信防止措置の申し出をする
  • 対策4:ASPに通報して広告を停止させる
  • 対策5:直リンクの画像を差し替える

それぞれ詳しく解説します。

対策1:運営者に連絡して警告する

最低限まずやるべきことは、運営者に連絡することです。

厳密に言えば対策というわけではないのですが、「あなたのやっていることは間違っている、パクリ記事を削除しないと金銭的な賠償が必要になるよ」と警告することで、相手側がビビってパクリ記事を削除する可能性があります。

記事盗作による判例を調べると、賠償金は15〜100万円ほど。もし個人間での盗作かつ損害が少ないとなると、法的に解決しようとすれば、おそらく赤字です。直接連絡して解決できるなら、それに越したことはないですよね。

ただ、パクリをするぐらいなので、連絡しても解決できないことが大半でしょう。そもそも連絡先が分からないことの方が多いと思います。なので、これはあくまでも最低限の対策です。

ナオ

記事盗作の賠償額で100万円のケースは、企業間での判例です。個人間だとどうしても賠償額は低くなってしまうでしょう。

対策2:Googleに著作権侵害の申し出をする

もっとも一般的なパクリ対策は、Googleに著作権侵害の申し出をすることです。

申請方法はとても簡単で、著作権侵害による削除フォームに必要な情報を入力するだけ。( 削除申請フォーム

やや手間はかかりますが、10分もかからずに申し立てをすることができます。そして、1週間以内には削除完了報告が届きますよ。

ナオ

削除完了=インデックスの削除です。検索結果に表示されなくなるだけなので、パクリ記事自体は無くりません。

対策3:サーバー会社に送信防止措置の申し出をする

サーバー会社に送信防止措置の申し出をすれば、パクリブログ自体を閉鎖させることができます。

Googleの著作権侵害はあくまでも検索結果から削除すること。根本的な解決には至りませんよね。パクリブログを根絶するには、サーバー会社への送信防止措置が効果的です。

サーバー会社を特定する

サーバー会社を特定するには、aguesNetcraftなどのサービスを利用すれば簡単に特定できます。

当ブログをaguesで調べると上記が表記されます。xserverと書かれていますよね。このサーバー宛に申請すればOKです。

送信防止措置の申請方法

申請に必要な書類はサーバー会社ごとに違いますが、基本的には以下の3つ。

上記3つの書類を準備してサーバー会社に送付します。

その後、サーバー会社が調査を行い、パクリブログの運営者に連絡がいきます。
そして、パクリブログの運営者がサーバー会社からの要望に対応しなければ、そのブログは閉鎖されることになります。

ナオ

ブログ自体を丸パクリされたなら、Googleへの申し立てよりブログを閉鎖させるように行動した方が良いかと思います。

対策4:ASPに通報して広告を停止させる

ASPに通報して、広告を停止させることも対策のひとつです。

パクリブログの運営者は、アフィリエイトリンクだけは自前のものに変更しているので、収入源を断つことは効果的です。

ASPの担当者が付いていなくても、ASPの問い合わせフォームに連絡すればOKです。広告主的にも違反をして収益を上げるブログは看過できないので、すぐに対応してくれると思いますよ。

ナオ

広告主とのトラブルを避けるためにも、パクリ記事を発見したことは早めに伝えておくと良いですね。

対策5:直リンクの画像を差し替える

対策というよりは、嫌がらせみたいなことです。
パクリ記事は、ツールを使ってブログデータを抜き出していることが多いです。つまり、画像は直リンクされています。

そこで、直リンクされている画像を違う画像に差し替えてしまえば、相手への嫌がらせになります。

参考記事無断転載パクリブログ事件のまとめ

上記は有名ブログであるWebクリエイターボックスさんが、パクリ運営者に牽制するために画像を差し替えた記事です。かなり古い記事ですが、面白いので読んでみてください。

ナオ

根本的な解決にはなりませんが、パクリ運営者は嫌がるでしょうね。

ブログのパクリを簡単に見つける調査方法

そもそもパクリ記事の発見って、競合分析をしている時に運良く見つける感じですよね。もしくは、読者さんが教えてくれるとか、、、。

しかし、能動的に調査する方法もあります。それは、コピペチェックツールを使うことです。

記事タイトルや記事内容を検索することでも調査できますが、わりと面倒ですよね。
コピペチェックツールなら一瞬です。本来は、外注記事のコピペ判定をする際に使いますが、パクリ記事の調査にも役立ちます。

無料で使えるコピペチェクツール

コピペチェックツールは、無料のものと有料のものがあります。
無料のチェックツールは総じてチェック精度は低いのですが、無料なら以下のツールがおすすめです。

  • chiyo-co(影武者)

他にも色々な無料ツールはありますが、あまり期待できるような精度ではないです。

もし本気でパクリ記事を調べるなら「コピペリン一択」です。ただ、残念ながら有料ツールです。実際の損害に繋がりそうでなければ、とりあえずは無料ツールで十分です。

ナオ

日本語のコピペチェックって技術的に難しいようです。なので、無料だとどうしても精度が低いのです。

パクリを防ぐ予防策は影響力を高めること

さいごに、予防策についても補足しようと思います。

パクリへの最大の予防策は影響力を高めることです。

「そんなの予防策と言える?」と思うかもですが、ぶっちゃけこれぐらいしか方法がないです。要するに、「パクっても良いことはないよ、逆にあなたのブログが炎上するよ」と理解させないと、いつまでもパクリは無くなりません。

ブラウザで右クリックを禁止させる方法もありますが、あくまでも付け焼き刃です。あまり意味がないです。ブログの影響力を高めてパクリを封じることがベストな予防策になります。

ナオ

影響力とは、アクセス数やSNSのフォロワー数のことです。影響力を高めれば、仮にパクられても自分のブログが揺らぐことはないでしょう。

Googleのパクリ判定の精度について

「Googleのパクリチェック技術は日々進化しているから、パクリ記事があればすぐに駆逐してくれるよ」と言った意見ってありますよね。

この考えは理解できますが、日本語におけるGoogleのパクリへの対処はまだまだ不十分だと感じています。

例えば、わりと最近の話で、アクロビジョンが運営するIT求人ナビが多くの記事を盗作していたことが話題になりました。たしかその際、パクった側の記事の方が上位表示されてたんですよね。(記憶違いかもしれませんが。)

つまり、企業ドメインで月に数百本も記事投稿しているようなメディアにパクられたら、パクられ損になるということでです。何度も言いますが、根本的な予防策は、影響力を高めることぐらいしかないのです。

というわけでこの記事は以上です。