「ブログの記事タイトルの付け方を教えて欲しい。記事が少しずつ上位表示されるようになったけど、なかなかクリックされません。どういったタイトルを付ければいいんだろう。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
- ブログの記事タイトルの付け方【9つのポイント】
- タイトルは本文を書き終えた後に考えるとスムーズ
- まとめ:魅力的な記事タイトルでクリック率アップ
この記事を書く私は、Webマーケティング歴10年、アフィリエイト歴は6年ほど。
今まで1000本以上の記事にタイトルを付けてきました。
記事タイトルは、SEOやクリック率の観点からとても重要です。
タイトル次第で、最終的なアクセス数は何倍も変わってきます。
しかし、具体的にどういったタイトルを付ければいいのか悩みどころですよね。
そこでこの記事では、タイトルの付け方を豊富な事例と共に解説します。
ブログの記事タイトルの付け方【9つのポイント】
タイトルの付け方を9つのポイントにまとめました。
- その1:キーワードを入れる
- その2:32文字以内におさめる
- その3:記事内容を端的に示す
- その4:具体的な数字を入れる
- その5:信頼性で説得力を高める
- その6:【】でメリハリを付ける
- その7:鉄板の言いましを覚える
上記の通り。私自身も、これらのポイントに従ってタイトルを付けています。
それぞれを深掘りします。
その1:キーワードを入れる
当たり前のことですが、その記事が狙っているSEOキーワードを入れます。
超基本的なSEO対策なので、必ずキーワードを盛り込むようにしてください。
なお、一つのキーワードに絞る必要はありません。
検索意図が同じキーワードであれば、複数のキーワードを盛り込んでOKです。
例えば、以下の通り。
タイトル例:【初心者向け】ブログとは何か?今さら聞けない基礎知識を解説します
キーワード:[ブログとは][ブログとは 初心者][ブログとは何か]
タイトル例:【無料・有料】WordPressの国内人気テーマ9選【おすすめは3つ】
キーワード:[wordpress テーマ 有料][wordpress おすすめ テーマ][wordpress テーマ 人気]
こんな感じで、タイトルに複数のSEOキーワードを入れることはとても重要です。
質問1:似たキーワードはどうすべきですか?
検索意図が同じで、似た言い回しのキーワードってわりと数多くありますよね。
結論から言うと、検索数の多い方を選べばOKです。
例えば、以下の通り。
キーワード | 検索数 |
---|---|
[ブログ タイトル 付け方] | 480 |
[ブログ タイトル 決め方] | 320 |
こういった場合には、検索数の多い[ブログ タイトル 付け方]をタイトルに使うようにします。
ブログ運営では捨てなければいけないキーワードがあります。
割り切りましょう。
質問2:キーワードは、タイトルの前半がいいの?
よくある質問で、キーワードの位置に関することがあります。
結論から言うと、不自然でなければキーワードはタイトルの前半部分で入れると良いです。
本質的には、キーワードの位置とSEOの関連性はありません。
しかし、タイトルの前半部分にキーワードがあれば、後半よりも読者の目にいち早く届きます。
その2:32文字以内におさめる
タイトルを32文字以内におさめることで、全ての文字が検索結果に表示されます。
検索結果に表示される文字数は、デバイスによって変わります。
- パソコン:32文字前後
- スマホ:40文字前後
「前後」としているのは、その文字数を超えても表示されることがあるからです。
Googleが自動的に調整しています。
とは言っても、表示されないことの方が多いと個人的には感じています。
そのため、文字数の全てが確実に表示される32文字以内がベストです。
質問1:スマホユーザーの多いブログでも32文字以内?
結論として、スマホユーザーの多いブログでも32文字以内をおすすめします。
大抵のブログでは、パソコンよりスマホで記事が読まれますよね。
そのため、「スマホで表示される文字数に合わせた方が良いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、そもそも40文字にもなるタイトルは長くて読みづらいです。
パッと見て読みづらくなるのでNGです。
その3:記事内容を端的に示す
限られた文字数の中で、記事内容を端的に示すことが重要です。
タイトルから「悩みが解決できる」「知りたい情報がある」と読者に思ってもらわないと、クリックはされません。
例えば、以下の通り。
- 30代エンジニアの平均年収は540万円
- 30代エンジニアの平均年収とは?
- ブログで収益化できるまでの期間は早くて半年
- ブログで収益化できるまでの期間とは?
こんな感じで、タイトルに結論を盛り込めるなら、先延ばしにしないようにしましょう。
結論を先に伝えることで、クリック率や読了率が上がります。
ナオ
その4:具体的な数字を入れる
具体的な数字を入れることで読者の反応が良くなります。
広告やプロモーションにおいては、わりと常識です。
以下の例なら、どちらがクリックしたいと思いますか?
- 【実証】私が1ヶ月間、コーヒーを辞めて実感した5つの変化
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- ブログ記事のネタ切れを解決する7つの方法【探し方のコツ】
- ブログ記事のネタ切れを解決する方法【探し方のコツ】
数字が入っている方がクリックしたくなりますよね。
しかも、具体的な数字があるだけで読者は記事内容をイメージしやすくなります。
数字を入れることは、手軽にクリック率を上げるテクニックなのです。
偶数ではなく奇数を使う
ちょっとしたテクニックですが、偶数ではなく奇数の方が訴求効果があります。
当ブログでも箇条書きの表記には「3」「5」「7」を使うように意識しています。
また、私が広告会社に務めていた際、奇数でのキャッチコピーは鉄板でした。
その5:信頼性で説得力を高める
「なぜ、この記事を書けるのか」を伝えることで説得力が増します。
以下の例なら、どちらが自分の欲しい情報があると思いますか?
- 【在住者が語る】セブ島のグルメを堪能するおすすめレストラン7選
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- 【アップル歴9年】M1 Macbook Airを購入した5つの理由【レビュー】
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読者は誰が書いた記事なのかをとても重要視しています。
最近だと医師や弁護士など専門職の監修系記事が増えましたが理屈は一緒です。
その6:【】でメリハリを付ける
【】(すみつきかっこ)を使うことで、タイトルにメリハリを付けることができます。
以下の例なら、どちらが目につきますか?
- 【軽量化】WordPressでブログ画像を圧縮する方法【目安は100KB】
- 軽量化。WordPressでブログ画像を圧縮する方法。目安は100KB
【】を使わないと文字が間延びして読みづらくなります。
また、【】を使うことでキーワードを自然に入れ込むことができます。
その7:鉄板の言いましを覚える
記事タイトルには鉄板の言い回しがあります。
以下の通り。
言い回し1:「理由」
- バンコクが海外移住に最高だった5つの理由
- 私がWindowsからMacに変更した3つの理由
言い回し2:「方法」
- 朝6時起きを習慣づけるたった1つの方法
- スキルなしから月30万円稼ぐ方法
言い回し3:「コツ」
- ブログを毎日継続するコツ
- ものごとを途中で諦めないコツ
言い回し4:「比較」
- ホテル予約サイトを比較
- AndroidとiPhoneを比較
言い回し5:「〇〇選」
- 再現性のある稼げる副業5選
- バンコクのおすすめパンケーキ屋3選
これらの言い回しパターンを覚えておけば、タイトル付けにはさほど時間はかかりません。
ナオ
タイトルは本文を書き終えた後に考えるとスムーズ
本文を書き終えた後にタイトルを考えるとスムーズに決まります。
むしろ「考える」というよりは、自然に決まります。
どういうことかと言うと、以下の通り。
こうすることでタイトルと本文にズレがなくなるので一石二鳥です。
あとは32文字以内におさまるように、他のキーワードを盛り込んだり、他の見出しの内容を付け加えればOKです。
捕捉:記事タイトルの変更について
記事を公開した後、ある程度の順位が付いた記事のタイトルを変更してもいいのか、、、こういった悩みがあると思います。
私の考えとしては、キーワードを残しておけば変更してもOKだと考えています。
ただし、検索順位の1ページ目に入っていないことが条件です。
検索順位の2ページ目以降だと、ほとんどアクセスはありませんよね。
そのため、改善するための変更はしてもOKです。
ナオ
まとめ:魅力的な記事タイトルでクリック率アップ
くり返しになりますが、タイトル次第でクリック率は良くも悪くも決まります。
記事内容がいくら良くても、クリックされない限りは読者には届きません。
最初こそタイトル付けに時間がかかると思いますが、慣れれば3分もかからず決められるようになります。
この記事を参考に適切なタイトル付けをしましょう。
なお、本題に関連する内容にキーワード選定があります。
ブログ運営においては重要な内容なので、合わせて読んでみてください。
関連記事ブログ初心者でも失敗しないSEOキーワードの選定方法【3つの手順】
ブログ初心者でも失敗しないSEOキーワードの選定方法【3つの手順】
というわけで以上です。