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中古ドメインとは?メリットとデメリットを解説【結論:新規でOK】

「中古ドメインについて知りたい、そして、中古ドメインを取得した方が良いのか知りたい」

この記事ではこういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 中古ドメインとは?
  • 中古ドメインのメリット
  • 中古ドメインのデメリット

この記事を書く私は、ウェブ関連の仕事に携わって9年、アフィリエイト暦は5年です。中古ドメインも複数持っています。

中古ドメインは、オールドドメインとも言いますが、過去に誰かが取得したことのあるドメインです。中古といっても、新規で取得するよりも高い値段で販売されています。

結論を先に言うと、私の意見として「中古ドメインは取得する必要はない」と思っています。初心者であればなおさらです。

順を追って説明するので、まずは中古ドメインについて解説します。

中古ドメインとは?

中古ドメインとは?

繰り返しになりますが、中古ドメインとは、過去に取得されたことのある、運営歴のあるドメインを言います。

そして、中古ドメインには2パターンあります。

有効期限が切れている中古ドメイン」と「有効期限が切れていない中古ドメイン」です。

有効期限が切れている中古ドメインは、新規ドメインと同様にレジストラで普通に取得することができます。調べないと中古ドメインだと気づきません。

新規ドメインだと思っていたのに、中古ドメインだったっていうのは割と良くあるので注意が必要です。

この注意点に関しては「【ドメイン取得、その前に】確認すべき注意点とスパムチェック方法」で詳しく解説しています。

有効期限が切れていない中古ドメインは、中古ドメイン屋が中古ドメインを保有していて、購入したい人に販売しています。

中古ドメイン屋は無数にありますが、日本法人が運営している定番の中古ドメイン屋は以下です。

定番の中古ドメイン屋

  • アクセス中古ドメイン
  • 中古ドメイン販売屋さん
  • お名前.com(中古ドメインも販売しています)
販売サイトでは、こんな感じでドメインをランク付けして販売されています。(参照:アクセス中古ドメイン)
画像の通り個人名のドメインですが、ドメインを手放すとこんな感じで中古ドメインとして販売されていることがあります。(参照:中古ドメイン販売屋さん)

中古ドメインのメリット

中古ドメインのメリット

中古ドメインのメリットは、過去のサイト評価を引き継ぐことができることです。

評価を引き継ぐことで「検索結果に有利に働く」可能性があります。具体的には以下の2点です。

中古ドメインのメリット

  • 上位表示までのスピードが早い
  • 上位表示を維持できる

新規ドメインだと結果が出るまでに最低半年はかかるので、この2点は大きなメリットになります。

検索上位に早い段階でたどり着ければ、マネタイズにも直結するので、記事を書くことがより楽しくなると思います。

なお、そもそも今でも、中古ドメインにSEO効果があるかどうかに関しては「中古ドメインのSEO効果が未だにあるのか検証してみた【データ公開】」で詳しく解説しています。(現在、執筆中です)

中古ドメインのデメリット

中古ドメインのデメリット

中古ドメインには、3つのデメリットがあります。

3つのデメリット

  • その1:取得の選別に時間がかかる
  • その2:効果は結果次第なので運要素がある
  • その3:ドメイン名を選択できない

それぞれ解説します。

その1:取得の選別に時間がかかる

中古ドメインの中には、過去にペナルティを受けていたものがあります。

ペナルティを受けていたドメインは、記事がインデックスされなかったり、検索順位が伸びないといった不利益があります。

そのため、ペナルティを受けていない中古ドメインを選別しなければいけないのですが、単純に調べるのに時間がかかります。

そして、問題なさそうだと判断しても、それは「おそらく問題ない」とういうことです。100%問題ないとは言えず、不確実性が高いのです。

さらに、スパムサイトとして利用されていてもペナルティを受けていない中古ドメインは多くあります。

その2:効果は結果次第なので運要素がある

いかに高額な中古ドメインを取得しても、上位表示に繋がるかどうかは運次第なところがあります。良い結果が出るもしれませんし、出ないかもしれません。

検索エンジンの仕組み上、ドメインをABテストをすることは不可能です。しかも、そもそも検索順位は変動しやすいものですし、推論することぐらいしかできません。

他にも、検索結果が芳しくない場合、新規ドメインであれば改善の施策を講じれます。

しかし、中古ドメインの場合、ドメイン自体に原因がある可能性が捨てきれないので、施策を講じても時間の無駄になってしまう可能性もあります。

その3:ドメイン名を選択できない

中古ドメインは、すでにドメイン名が決まっています。意味の通じるもの、意味不明な文字列なもの、20文字以上あるような長いものまで様々です。

バックリンク用であれば気にする必要はないのですが、メインサイト用で使うとなると作ろうと考えているジャンルに関連する文字列を見つけることは至難です。

さらに、検索エンジン以外からのアクセスも重要なので、覚えてもらいやすいドメイン名は必須です。

しかし、意味不明な文字列だと指名検索を増やしたり、SNSの施策で少なからず支障が出てしまいます。

結論:どっちか迷ったら新規ドメインを選ぶ

結論:どっちか迷ったら新規ドメインを選ぶ

結論として、新規ドメインと中古ドメインどちらか迷ったら、新規ドメインを選ぶ方が無難です。

メリットのリターンと比べて、デメリットのリスクが大きすぎるので、中古ドメインを取得する必要はないと考えています。

あと、良質な中古ドメインを探し出す知識が必要なことも、避けるべき要因の一つです。

ハズレ中古ドメインだとマイナスからのスタートになるので、ドメインに関してあれこれ考えて消耗するぐらいなら、新規ドメインを取得しましょう。

というわけで以上です。