「ブログの更新頻度って、どのくらいがいいんだろう。毎日更新できればそれがいいんだろうけど、実際はめちゃくちゃハードだし。これぐらいの頻度で書けば大丈夫、、、のようなアドバイスが欲しいです。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
- ブログの更新頻度は、週2〜3本を目安にする
- ブログの更新頻度とSEOは、間接的に影響あり
- ブログの更新頻度をキープし続ける3つのコツ
この記事を書く私は、Webマーケティング歴10年、アフィリエイト歴は6年ほど。
複数のWebサイトを運営していて、その収益で生活しています。
結論から言うと、まずは週2〜3本を目安にするといいかと思います
もちろん毎日更新できれば、毎日更新できることに越したことはないです。
ただ、記事の質が維持できないようなら、無理して更新頻度を高くする必要はありません。
実際、専業ブロガーだとしても毎日更新するのはめちゃくちゃハードな作業です。
たとえ週2本でも1年後には合計100本ぐらいにはなるので、それなりの成果には繋がります。
前置きはこのくらいにして、この記事ではブログの更新頻度に関して詳しく解説します。
ブログの更新頻度は、週2〜3本を目安にする
くり返しになりますが、まずは週2〜3本を目安にすると良いでしょう。
専業ブロガーであれば事情は変わってきますが、副業としてブログをやるなら1日に確保できる可処分時間ってせいぜい4〜5時間ぐらいですよね。
高品質な記事を書き続けるには、週2〜3本ぐらいじゃないと実際のところ結構キツイと思います。
ブログ運営者の中には毎日更新している(た)猛者もいますが、今まで培ってきている経験やスキルが違うので自分と比較しても無意味です。
まずは週2本ぐらいから始めて慣れてきた週3本、結果が出て専業でいけるようであれば毎日更新を目指せばいいと思います。
更新頻度にとらわれると失敗します
冒頭文で「毎日更新できれば毎日した方がいい」と言いましたが、低品質な記事を量産しても成果には繋がりません。
完全に無駄だとは言いませんが、成果を出す行動としては遠回りです。
ぶっちゃけ、結果を出しているブロガーだとしても毎日更新している人は圧倒的少数です。
最近だとほとんどいないんじゃないかと思います。
まずは無理なく書き続けることが重要
特にブログを始めたばかりの人は、無理なく書き続けることが重要です。
週2本を半年続ければ、半年後には週3本書いても余裕になります。
そして、週3本を継続すれば少しずつ成果も出始めるので、ブログを始めた当初よりもモチベが上がると思います。
逆に初めから高い目標を持っていると、挫折する可能性が高いです。
ブログって参入障壁が低いので色んな人がチャレンジしますが、9割の人が途中で辞めてしまうんですよね。
だからこそ、無理なく続ける方が最終的に得られる利益が最大化したりするのです。
ナオ
ブログの更新頻度とSEOは、間接的に影響あり
ブログ運営者なら誰しも、更新頻度とSEOの関連性って気になりますよね。
結論としては、直接的に影響はありませんが、間接的に影響があります。
ちょっとややこしいですが、更新頻度を高くすることで様々なメリットがあり、「結果的に」SEOに良い影響を与えるということです。
更新頻度における間接的なメリット
更新頻度を高くすることで得られる間接的なメリットは3つあります。
- メリット1:クローラーが頻繁に巡回する
- メリット2:ブログのファンになってくれる
- メリット3:専門性のあるブログを早く作れる
深掘りすると以下の通り。
メリット1:クローラーが頻繁に巡回する
更新頻度の高いブログとそうでないブログでは、クローラーの巡回数に差が出ます。
クローラー的には「このブログはなかなか更新頻度が高いな→また明日も確認しに来てあげよう→ふむふむ、継続して更新しているな→これから頻繁に来てあげよう」というような感じです。
経験則ですが、2日に1記事ペースで投稿しているブログなら、記事を更新して数十秒ぐらいでインデックスされるようになります。
メリット2:ブログのファンになってくれる
単純に月に数本しか更新しないブログより、更新頻度の高いブログの方が、定期的に読者が訪れるようになりブログのファンになってくれます。(ある程度のアクセスが集まっていることが前提です。)
読者の行動としては「良い記事だな→ちょいちょい更新してるみたい→定期的に来てみよう→やっぱり為になる情報があるな」みたいな感じで習慣的にブログに来てくれるようになります。
ちなみにYouTuberでも「毎日何時に投稿します」みたいに公表している人が割と多くいますよね。
これはユーザーが定期的に訪れる仕組みのためです。
ブログ運営においても同じことが言えて、更新頻度の高い記事はファンが付きやすいのです。
メリット3:専門性のあるブログを早く作れる
週1本更新する人と週3本更新する人とでは、作業量に違いが出ますよね。
週1本だと1年間継続しても52本ですが、週3本なら156本です。
特化ブログを運営するとして、52本と156本ならどちらの方が専門性が高いと見なされると思いますか?
それは後者の156本です。
Googleは専門性の高いブログを上位表示する傾向があるので、更新頻度(作業量)はとても重要です。
ただし、質の高い記事を書くことが条件
何度も言いますが、あくまでも質の高い記事であることが条件です。
Googleのジョン・ミュラー氏は、サーチコンソールのヘルプコミュニティ内で以下のように発言しています。
Update frequency isn’t what matters, your website just needs to be fantastic overall.
In most cases, quality is better than quantity.
参照元:Search Console Help
要約すると「更新頻度は関係ないよ。重要なのは量より質だよ。」ということです。
とは言っても、それなりに量はこなしていく必要があると経験的に私は思います。
Googleが求める理想論は分かりますが、SEO対策の観点からも量は大切な要素です。
ナオ
ブログの更新頻度をキープし続ける3つのコツ
さいごに、更新頻度をキープし続けるコツを紹介します。
- コツ1:作業フローを作る
- コツ2:執筆を習慣化する
- コツ3:完璧を目指さない
いざ週2本の記事を書こうと決意しても、案外思い通りにはいかないものです。
そんな時は下記のコツを参考にしてみてください。
コツ1:作業フローを作る
作業フローを事前に作っておけば、無駄にあれこれ考える時間を省くことができます。
例えば、私の場合、記事を執筆する際には以下のフローで執筆するようにしています。
- 1、シークレットモードでキーワードを検索する
- 2、タイトルを見て検索結果の方向性を把握する
- 3、1〜10位までを新しいタブで開く
- 4、各記事の序文と目次をよくチェックする
- 5、YouTubeでも同様のキーワードを調べる
- 1、読者の状況や前提知識を想定する
- 2、読者のニーズを2〜3つ書き出す
- 1、ニーズを元に見出しを作る
- 2、見出しごとの概要を決める
- 3、マネタイズを考える
- 4、記事構成をベースにに執筆する
- 5、文字や箇条書きを装飾する
- 6、タイトルとURLを決める
- 1、Freepikから画像を選ぶ
- 2、ビジネス系の記事ならイラストに統一、それ以外は写真も含める
ざっくりですが、こんな感じ。
一つ一つの行動をルール化しておけば、無駄な思考を持たずに淡々と作業に集中できます。
コツ2:執筆を習慣化する
食事をした後に歯を磨くように、執筆作業を日常の一部として習慣化することをおすすめします。
例えば、以下の通り。
- 6時半〜7時:起床
- 7時〜7時半:歯磨き、朝食を作る
- 7時半〜:朝食を食べながら執筆作業をする
実際に私は朝起きてから夜寝るまでのスケジュールを大まかに決めています。
副業としてブログをやる人であれば、なかなか作業時間を確保することって難しいですよね。
だからこそ無理矢理にでも日常に組み込まないと更新頻度をキープすることはできません。
個人的には「朝の時間」に執筆することをおすすめします。
頭が冴えている時間帯でもあるので、執筆作業にはうってつけです。
コツ3:完璧を目指さない
完璧を目指すと、いつまでも執筆できない「沼」におっこちます。
私自身の経験ですが、数時間経ってるのに冒頭文すら書けいないことがありました。
執筆する上でのマインドは、記事を編集もしくは追記することを前提にしておくのがベターです。
むしろ検索上位を目指すには編集や追記を繰り返しながら少しずつ順位を挙げていくものです。
だからこそ完璧を目指さずに、妥協点を見つけることも重要になります。
というわけでコツはこんな感じです。
日々の行動に「執筆」を組み込むのは最初こそしんどいかもしれませんが、慣れてしまえばこっちのもんです。
なお、毎日更新に関しては「ブログの毎日更新を「すべきか論」に関する結論【記事の質次第です】」で詳しく解説しています。
ブログの毎日更新を「すべきか論」に関する結論【記事の質次第です】
言いたいことの本筋は当記事とはさほど変わりませんが、時間があるようなら合わせて読んでみてください。
以上です。