「ブログのアクセスが伸びなくて悩んでいる。記事をちゃんと書いているつもりだけど、なかなかアクセスが集まらない。すぐに結果が出る人もいるみたいだし、なんで伸びないんだろう、、、。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
- ブログのアクセスが伸びない5つの原因と解決策
- ブログが伸び悩んでいる時には、行動を振り返る
- 経験談:誰にでもアクセスが伸びない時期はある
この記事を書く私は、Webマーケティング歴10年、アフィリエイト歴6年です。
アクセスが伸びずに停滞していると、このままでいいのか悩みますよね。
ブログ運営者なら誰しも経験することだと思います。
結論として、解決するには伸びない原因を突き止めて、一つ一つの原因を潰していくしかありません。
思考停止して「とりあえず記事を増やそう」と考えても、結局アクセスは停滞したままです。
そこでこの記事では、アクセスが伸びない原因別の解決策と、行動を振り返ることの重要性について解説します。
ブログのアクセスが伸びない5つの原因と解決策
ブログのアクセスが伸びない原因は、以下の5つが考えられます。
- 原因1:SEO対策のスキルが足りない
- 原因2:ジャンル選定が失敗している
- 原因3:自分本位の記事を書いている
- 原因4:リライトで改善されていない
- 原因5:ブログを立ち上げて間もない
それぞれ深掘りします。
原因1:SEO対策のスキルが足りない
唐突ですが、SEOについての知識をどれだけ持っていますか?
キーワードを選定して、良質なコンテンツを作ることは最良のSEO対策ですよね。
しかし、ランキングシグナルに関わる要素は他にもたくさんあります。
例えば、ブログの表示速度は早いか、モバイルフレンドリーか、クローラーが回遊しやすい構造か、など。
検索上位を狙うことができれば、おのずとアクセスは伸びます。
そのため、アクセスが伸びないことで悩んでいるのなら、SEO対策が最も効果的な方法になります。
解決策
Googleは検索アルゴリズムの仕組みを公開していません。
しかし、SEOで大切となる考え方やヒントは以下で公開しています。
ちょっと理解しづらいかもしれませんが、まだ読んだことがない人は必読です。
他にも、具体的な施策やアルゴリズム変更の方向性を学ぶ事が重要です。
以下の記事にまとめています。
- SEO対策の全て(執筆中です)
- アルゴリズムのアップデートを分析(執筆中です)
SEO対策については企業メディアから個人ブログまで、様々な媒体で情報がまとめられています。
上記の記事以外にも多くの情報に触れることで、SEOスキルを身につけることができます。
ナオ
原因2:ジャンル選定が失敗している
個人ブログに限っては、ジャンル選定が失敗しているといくら頑張っても上手くいきません。
2017年の健康アップデート以前であれば、どのジャンルを選ぼうとそこまで問題ありませんでした。
しかし、健康アップデート以降は、個人では戦えないジャンルが明確に決まったと感じます。
例えば、美容系ジャンルだと医師とのタッグ、金融系ジャンルなら税理士や公認会計士とのタッグなど、なぜその記事を書けるのかを示す必要があります。
広告主がブログアフィリエイトに参入しているジャンルもあるので、競合が強すぎるジャンルはかなり厳しいです。
解決策
すでにブログを運営している人は、改めてジャンルが問題ないかを再考してください。
そして、もしジャンルを考え直すのであれば、以下の3点を念頭におくと上手くいきます。
- その1:専門性を伝えられること
- その2:YMYLジャンルを避けること
- その3:検索結果に個人ブログがあること
この3つ全てに当てはまるジャンルなんてない、、、と思う人は、もっとフランクに考えてOKです。
例えば、動画配信ジャンルなら「年間100本の映画を見ます」みたいなことでも、普通の人からしたら十分に専門性があると認識してもらえます。
ジャンル選定に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでください。
アフィリエイト初心者でも稼げるおすすめジャンル4選【失敗しない鉄則】
アフィリエイト初心者でも稼げるおすすめジャンル4選【失敗しない鉄則】
原因3:自分本位の記事を書いている
書きたいことありきで記事を書いても、読者には共感されません。
自分本位の記事内容は、情報が偏ってしまうので再現性のない内容になりがち。
自己表現をするなとは言いませんが、自分の経験を伝える際にはフラットな目線で伝えることが重要です。
解決策
とにかく記事を書く際には、記事執筆のセオリー通りに進めましょう。
他の記事で何度も解説していますが、記事執筆の流れは以下の通り。
- ステップ1:キーワードを選ぶ
- ステップ2:記事の方向性を見極める
- ステップ3:読者の悩みを明確にする
- ステップ4:本文の構成を考える
- ステップ5:本文の構成に肉付けする
邪念を捨てつつ、読者ファーストに徹するようにしましょう。
記事の書き方に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでください。
【完全版】ブログ記事の書き方を解説【7つの手順+5つのテクニック】
【完全版】ブログ記事の書き方を解説【7つの手順+5つのテクニック】
原因4:リライトで改善されていない
検索順位はリライトをくり返して徐々に上げていくものです。
新規公開した記事がなんの改善もせずに順位を上げることはまれです。
ドメインパワーの強いブログであればわりとサクッと上位表示できることもありますが、基本的にはリライトをくり返す必要があります。
ぶっちゃけ新規公開ばかりで、記事のリライトまで手が回っていないブログが多いと思います。
解決策
検索順位の良い記事を優先してリライトをしましょう。
検索順位が良い記事は、必要な情報を追記したり他の記事からの内部リンクを集めることでさらにランキングを上げることができます。
他にも、リライトのタイミングをルール化しても良いと思います。
例えば、私の場合、小さなカテゴリ単位で記事を書いていますが、カテゴリ全体の記事を書き終えたタイミングで全記事をリライトします。
リライトと言っても、内部リンクの設置や情報が重複していないかの確認程度。
がっつりしたリライトではないですが、こんな感じでルール化しておくのもありです。
原因5:ブログを立ち上げて間もない
ブログは立ち上げてから半年〜1年たたないと、Googleからなかなか評価されません。
毎日更新しようが良質なコンテンツを作ろうが、評価されるまでには時間がかかるものなのです。
とは言っても、すぐに成果を出す人っていますよね。
努力の基準が高かったり、既にある程度の知識があったり、色々な理由があると思いますが、全体からしたら1%の例外です。
ぶっちゃけ運の要素もあると思います。
解決策
SNSからの流入を狙うことで、早い段階からアクセスを集めることができます。
ただし、SNSからのアクセス数は、検索からのアクセス数と比べると1割ほどです。
そのためSNSを頑張ってもさほどのアクセスアップにはつながりません。
こればっかりはGoogleに評価されるまで気長に待つしかないですね。
ナオ
ブログが伸び悩んでいる時には、行動を振り返る
ブログが伸び悩んでいる時こそ、今までの行動を振り返ることが不可欠です。
前述している5つの原因は、あくまでも一般論。
本質的には、ブログを運営しているあなたにしか、伸び悩みの原因を見つけることはできません。
質問:最近、いつ行動を振り返りましたか?
この質問の答えが半年前とかだと、ちゃんと振り返りができていないかもしれません。
例えば私の場合、定期的に以下のような振り返りを行っています。
- ①キーワードの順位を計測して、推移を確認する
- ②上位表示の記事があれば、なぜ上位表示されているのかを分析する
- ③逆に順位が悪い記事があれば、上位表示されている記事と比較する
- ④分析したり比較した結果を元に、自分なりに考えて次の行動に移す
他にも、記事の書き方を見返すことはよくあります。
現状を把握して「何がダメなのか、このまま進めてもいいのか」と確認作業をすることをおすすめします。
ブログの特性:答え合わせには時間がかかる
ブログのやっかいな特性として、「改善の結果がわかるまでに時間がかかる」ということがあります。
デザインやコーディング業務なら、クライアントからの合否がすぐにわかりますが、ブログは答え合わせに時間がかかってしまいます。
具体的には2〜3ヶ月ほど。
ブログの設定や記事内容を変更したとしても、評価されるのには時間がかかるので焦らず待ちましょう。
ナオ
経験談:誰にでもアクセスが伸びない時期はある
ブログ運営者なら、誰しもアクセスが伸びない壁にぶち当たります。
私自身もこういった経験はよくあります。
むしろアクセスは伸び悩みを何回もくり返しながら伸びていくものです。
実際のデータを公開します。
こんな感じで、アクセスが半年ぐらい停滞することはよくあることです。
アクセスは以下のような推移で少しずつ伸びます。
「停滞→少しアクセスが伸びる→また停滞→グッとアクセスが伸びる→アクセスが下がる→少しアクセスが伸びる→急に伸びる」
結論として、アクセスが伸びなくてもやることをやっていればOKです。
ナオ
まとめ:伸びない原因を把握し改善をくり返そう
記事のポイントをまとめます。
- ブログのアクセスが伸びない原因は5つ考えられる
- 伸び悩みの原因を突き止め、解決策を実行する
- 定期的に行動の振り返りを行い、改善を繰り返す
- 行動の結果が分かるまでに時間がかかるので焦らず待つ
- アクセスが伸びない経験は誰でもあるので気落ちしない
こんな感じです。
ブログ運営は軌道に乗るまでが一番辛いと思います。
このタイミングでブログを辞めてしまう人が多いのですが、諦めずに継続しましょう。
というわけで以上です。