「ブログがインデックスされない」「しっかり記事を書いても上位表示されない」
もしかしたら、ドメインに原因があるかもしれません。
そして、これからドメインを取得する人がトラブルを持たないためにも、、、
ドメイン取得前に確認すべき注意点とドメインのペナルティ有無を判定するチェックツールを紹介します。
ドメイン取得前に確認すべき注意点
ドメイン取得前に確認すべき注意点とは、これから取得するドメインが新規ドメインか中古ドメインか、という事です。
「中古ドメイン屋で購入するわけじゃないから、新規ドメインなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、←これは間違いです。
実は中古ドメインには2種類あります。
- 有効期限が切れている、ドメイン会社で普通に購入できるドメイン→中古ドメイン
- 有効期限が切れていない、中古ドメイン屋で販売されているドメイン→中古ドメイン
つまり前者の中古ドメインは、新規ドメインに紛れて販売されているのです。
エックスドメインやお名前.comなどで普通に販売されています。
実は中古ドメインだったケースはよくある
新規ドメインを取得したつもりが、「実は中古ドメインだった」ケースは多々あります。
ちなみに当サイト「naoweb.jp」は中古ドメインです。もともと電機メーカーのNECが取得していました。
「自分の名前+ウェブ」で決めたドメイン名だったので、まさか中古ドメインだとは思いませんでした。
しかしながら、何も中古ドメイン全てが悪いと言いたいわけではなくて、自分で新規ドメインなのか中古ドメインなのかを理解しておくべきだという事です。
「naoweb.jp」は第5候補のドメイン名だったので、中古ドメインであることを理解して取得しました。
ドメインのスパムチェック方法【ツール紹介】
これから取得予定のドメインのスパムや運用歴を調べる方法を解説します。
- その1:wayback machineで運用歴を調べる
- その2:aguseでブラックリスト入りか調べる
その1:wayback machineで運用歴を調べる
「wayback machine」では、過去の運用歴を調べることができます。
ここで、アダルト系やフィッシング(詐欺)サイト系の運用歴があれば、そのドメインは取得しない方が良いです。
アダルト系ならすぐ分かると思いますが、スパムサイト(詐欺サイト)は一見わかりズラいケースがあります。
スパムサイトは短期間しか運用していないので、「wayback machine」では運用歴が反映されていないケースの方が多いです。
その2:aguseでブラックリスト入りか調べる
「aguse」では、ドメインがブラックリストに入っているか否かを調べることができます。
ただし、スパムサイトとして利用していたドメインでも、ペナルティ判定がされていないドメインがあります。
以下は、私が運営するサイトに被リンクしていたスパムサイトです。
- http://plovoucipodlahy.org(期限切れのため不明)
- http://chaisai.info(期限切れのため不明)
- http://tacolove.info(期限切れのため不明)
- http://sakda.info(期限切れのため不明)
- http://www.cosplayplaytime.com(ブラックリストの判定結果は全てSAFE)
- http://www.cjsoso.com(ブラックリストの判定結果は全てSAFE)
中古ドメインは避けた方が無難です
ズバリ、中古ドメインは避けた方が無難です。
この結論を担保する動画があります。GoogleのJohnMueller氏がSEOに関する質問に答えた内容です。
次の質問がされました。(私が英訳しているのでニュアンスは微妙に異なります。)
クライアントがペナルティを受けていた可能性のあるドメインを取得しました。色々と試行錯誤しましたがうまくいきません。品質の高い記事を投稿する以外に、何か技術的にできることはありませんか?
そこでJohnMueller氏が答えました。
ペナルティを受けたドメインを何もなかったのようにリセットすることはできません。そのため、「出来る限り悪影響の原因を解決しつつ我慢するか」「別のドメインにする変更するか」しか方法はありません。
だそうです。
評判がめちゃくちゃ悪くて閉店した焼肉屋があったとします。オーナーが変わり新しく焼肉屋をオープンしても集客が思うようにいかない。
リアルの現場でも同様ですね。
のちのち不安になるんだったら中古ドメインは買わない方が無難です。
とういうわけで以上です。