「WordPressでお問い合わせのメールフォームを作りたい。ついでに、迷惑メール対策も合わせて教えて欲しい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
- WordPressでお問い合わせフォームを作る2つの方法
- 迷惑メール対策「reCAPTCHA v3」の設定方法と使い方
広告主やASPが自分のブログに興味を持ち、連絡しようと連絡手段を探したのに、お問い合わせフォームがなければせっかくの機会を失ってしまいます。
そのため、ブログ運営において、お問い合わせフォームを作っておくことは、収益をあげる上でも重要な戦略です。
そこでこの記事では、WordPressでお問い合わせのメールフォームを作る2つの方法と、迷惑メール対策について解説します。
WordPressでお問い合わせフォームを作る2つの方法
WordPressでお問い合わせフォームを作るには、2つの方法があります。
- その1:プラグインを利用する方法
- その2:Googleフォームで作る方法
どちらか悩んだら、プラグインを利用する方法をおすすめします。
それでは、それぞれの方法を解説します。
その1:プラグインを利用する方法
お問い合わせフォームの定番プラグインは2つあります。
- 定番1:Contact Form 7
- 定番2:Contact Form by WPForms
どちらのプラグインを使っても、機能や見栄えは似通っているので大差ありません。(両方とも日本語に対応しています。)
ただし、ContactForm7の方が利用者が多く、ネット上にも多くの情報があるので、どちらか悩んだらContactForm7を選んでおけば間違いないです。
「ContactForm7」使い方の手順
ContactForm7の使い方は次の通りです。
アンケートや資料請求などの用途でなければ、デフォルトのままでOKです。
もし、変更するとしたら「送信先」ぐらいです。ここに自分が受信したいメールアドレスを入力します。
特に変更する必要はありません。
例えば、資料請求や講座申込み用途の場合、問い合わせの後にページを遷移させるコードを追記することで、成果測定を行うことができます。
上記以外の用途であれば、特にコードを追記する必要はありません。
ショートコードの上部に注意事項や直接連絡ができるようTwitterのアカウントを入力してもいいと思います。
ナオ
その2:Googleフォームで作る方法
Googleフォームはアンケートを行うことが主な用途ですが、お問い合わせフォーム代わりに利用することもできます。
プラグインを利用せず簡単に設置することができるので、利用しているブロガーを最近ちょこちょこ見かけるようになりました。
「Googleフォーム」使い方の手順
Googleフォームの使い方は次の通りです。
「セレクトボックス」からどういった形式にするのかを選択します。
問い合わせ内容がメールで届くわけではないので、普段からGoogleドキュメントやスプレッドシートを使う習慣がないとスルーしがちだと思います。
また、フォームの下部に読者の不安を煽りそうな以下の文言があるので、資料請求や講座申込みとして使うには適していない気がします。
この文言はGoogleフォームの仕様なので消せないのです。
ナオ
迷惑メール対策「reCAPTCHA v3」の設定方法と使い方
お問い合わせフォームを設置したからには、迷惑メール対策は必須です。
インターネット空間には、お問い合わせフォームに自動でメールを送りつけるシステム(bot)が山ほどあるので、対策をしておかないと迷惑メールが山ほど来ます。
そして、WordPressで迷惑メール対策を行うには、Googleが提供する「reCAPTCHA(リキャプチャ)」を利用することが一般的です。
「reCAPTCHA」とは?
問い合わせしているのがロボットか人間か自動で判断し、悪質なアクセスを遮断するセキュリティ対策のシステムです。今はv3が最新のバージョンです。
「reCAPTCHA」設定の手順
reCAPTCHAの設定手順は次の通りです。
サイトキーとシークレットキーは後ほど使います。
AMP化していなければ特に設定内容を変更する必要はありません。
「ContactForm7」に「reCAPTCHA」を導入する方法
つづいて、ContactForm7にreCAPTCHAを導入します。
補足:reCAPTCHAマークを非表示にする方法
reCAPTCHAを導入すると、問い合わせページ以外にもreCAPTCHAマークが反映されるので、ユーザービリティが損なわれます。
そのため、私としては問い合わせページ以外はreCAPTCHAマークを消した方がいいと思います。
reCAPTCHAマークを非表示にするコードは以下の通りです。
add_action( 'wp_enqueue_scripts', function() {
if(is_page('contact')) return;
wp_deregister_script( 'google-recaptcha' );
});
このコードをfunctions.phpに貼り付ければOKです。
なお、コード内にある「contact」はお問い合わせフォームのURLなので、自分が設定しているURLに合わせて変更してください。
ナオ
というわけで以上です。