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【低コスト】おすすめ「海外送金サービス」主要5社を比較【隠れ手数料に注意】

【低コスト】おすすめ「海外送金サービス」主要5社を比較【隠れ手数料に注意】

「おすすめの海外送金サービスを教えて欲しい。手数料の安い会社がいいんだけど、システムが複雑でどこが良いのかいまいちよく分からない。実際に海外送金をしている人はどのサービスを利用してるんだろう。」

この記事ではこういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 海外送金サービスの選び方【隠れ手数料に注意】
  • おすすめ「海外送金サービス」主要7社を比較
  • 海外送金サービスに関するよくある5つの質問

この記事を書く私は、6年前から日本と海外を行ったり来たりする生活をしています。そのため、そこまで頻度は多くないものの、いくつかの海外送金サービスを利用してきました。

結論から言うと、おすすめは2つあります。

  • Wise:基本はこちらを利用する
  • Western Union:送りたい相手が銀行口座を持っていないならこちら

この2つは他社サービスと比べて、とにかく手数料が良心的です。
無駄なコストを支払わずに海外送金ができます。

海外送金といえば、高い手数料を払うことが一般的でしたよね。しかし、今や決してそんなことはありません。低コストで利便性がよく変化したのです。

海外送金が始めての人でも理解しやすいように、海外送金サービスの選び方と主要5社の比較について解説します。(この記事は、個人での取引を前提としています。)

海外送金サービスの選び方【隠れ手数料に注意】

海外送金サービスの選び方【隠れ手数料に注意】

海外送金サービスを選ぶ際には、チェックすべき項目が2つあります。

  • 送金手数料
  • 為替レート

送金手数料に関しては、調べればすぐに分かりますよね。

しかし、問題なのは為替レートです。一見どこの為替レートも同じだと思っている人が多いのですが、実はサービス会社ごとに為替レートは全然違います。

つまり、いくら送金手数料が安くても為替レート次第では、最終的な送金総額は高くなってしまうのです。

為替レートには隠れ手数料が上乗せ

為替レートには、隠れ手数料が上乗せされています。為替手数料や円為替取扱手数料と言われる手数料です。

私が最もおすすめしている「Wise」だと為替レートへの上乗せはありませんが、その他の送金サービスでは手数料が上乗せされています。

海外送金サービスの主要5社を比較します。(7月26日11時時点の為替レート)

送金サービス 為替レート
Wise 1.00 JPY = 0.00905797 USD
Western Union 1.00 JPY = 0.00900000 USD
SBIレミット 1.00 JPY = 0.008944 USD
PayForex 1.00 JPY = 0.00896057
PayPal 不明(独自換算レート)

Wiseの数値を基準として、数値の値が低いほど手数料が上乗せされているということです。

具体的にいくら上乗せされているのかは公表されていませんが、Wiseのようなリアルレートと比較すれば差額がすぐに分かります。

ナオ

ちなみに、通貨によって手数料にバラつきがあります。

銀行からの送金は手数料がとにかく高い

最近だと、個人の銀行口座から海外送金できるような銀行が増えましたよね。
私たち日本人からしたら馴染みのある銀行から海外送金できるので、安心感は得られるかもしれません。

しかし、結論を言えば、銀行からの送金は手数料がとにかく高くなるので、おすすめできません。なぜなら、以下の手数料が余分に発生するからです。

  • リフティングチャージ
  • コルレス手数料(中継手数料)
  • 受取銀行手数料

例えば、楽天銀行だと海外送金をするのにトータル4,750円の手数料を支払う必要があります。

固定額の手数料なので、かなり高額ですよね。楽天銀行以外だとしても、似たり寄ったりです。

ナオ

そもそも海外送金のサービスを提供している会社と銀行の海外送金サービスは、送金の仕組みが違うのです。

海外送金サービスは海外送金をしているわけではない

実のところWiseをはじめとした海外送金サービスは、実際に海外送金を行なっているわけではないです。

送金先の国に自社口座を持っていて、単にその口座から送り先の口座に送金をしているに過ぎません。だからこそ、無駄な手数料を払わずに送金することができるのです。日本から送ったお金は、サービス会社の日本口座にプールされるだけなんですよ。

そのため、海外送金の手数料を抑えるならグローバル展開している送金サービスを選ぶことが大切です。

ナオ

間違っても銀行からの送金をしてはいけませんよ。

おすすめ「海外送金サービス」主要5社を比較

おすすめ「海外送金サービス」主要5社を比較

海外送金サービスとしての主要5社は、次の通り。

「海外送金サービス」主要5社

  • おすすめ1:Wise
  • おすすめ2:Western Union
  • その3:SBIレミット
  • その4:PayForex
  • その5:PayPal

それぞれの特徴を詳しく解説します。

おすすめ1:Wise

Wiseは、1000万人の顧客が毎月8000億円ほどの取引を行う海外送金サービスです。
もともとTransferWiseとして知られていましたが、最近Wiseに名称が変更されました。

圧倒的に低いコストと取り扱っている通貨の種類が多いことが強みです。私自身、愛用しているサービスでもあります。

控え目に言って、キングオブ海外送金サービスです(笑)。

メリット

  • 送金手数料が安い
  • 為替レートが優秀
  • 送金処理が早い
  • 本人確認にマイナンバーカードが必要ない

デメリット

  • 現金受取はできない(相手は銀行口座を持っている必要がある)

関連記事【海外送金】WISE(旧TransferWise)の評判がすごぶる良い件【使い方の手順も解説】

上記は私からの友人紹介リンクです。75,000円分の手数料が無料になりますよ(´ε` )

ナオ

海外送金に革命をもたらしたサービスですね。今年の7月に上場もして、時価総額1.2兆円みたいですよ。やばいですね。

おすすめ2:Western Union

Western Unionは、老舗かつ業界最大手の海外送金サービス事業者です。
日本全国に取扱店があるので、おそらく日本で最も知名度のある会社ではないかと思います。

コンビニや銀行、企業などと提携して、海外送金需要の囲い込みをしているのが印象的です。

オンライン送金では、現金受取での手数料が390円(100,000まで)なのでかなり安いです。(ただ、為替手数料があるので最終的にはWiseの方がお得になる。)

なお、注意して欲しいことが一つ。それは、オンライン以外の送金だと手数料がかなり高いことです。コンビニや提携店からは送金せずに、オンラインから送金するようにしましょう。

メリット

  • 送金手数料が安い(オンライン送金の場合)
  • 為替手数料が良心的
  • 現金受取ができる

デメリット

  • 取扱店や提携店からだと手数料が高い
  • マイナンバーカードが必須(なければ住民票が必要)
  • メールでのやり取りは、かなり適当

ナオ

Wiseだと現金受取ができないので、銀行口座を持っていない人にはこちらを使うことをおすすめします。

その3:SBIレミット

SBIレミットは、アジア諸国への送金サービスに強みのある企業です。
日本企業が運営するサービスなので知名度がありますね。知っている人も多いと思います。

ただ、厳しいことを言うようですが、利用するメリットは薄いです。
と言うのも、WiseとWestern Unionの方があらゆる面で優位性があるからです。

送金手数料の安さをウリにしているようですが、実際は安くないです。むしろ高額な部類ですね。

メリット

  • 現金受取ができる

デメリット

  • 送金手数料が高い
  • アカウント開設までの過程が面倒

ナオ

送金額に応じて手数料が高くなるのですが、アメリカに50,000円送るとしたら1,480円も手数料がかかります。Wiseなら431円の手数料なので、3倍以上の差がありますね。

その4:PayForex

PayForexは、2007年からサービスを提供している老舗の海外送金サービスです。
どちらかと言うと、個人よりも法人を対象にした金融事業を展開している日本企業が運営しています。

SBIレミットと同様に、WiseとWestern Unionと比べると優位性はありません。

大口の送金手数料が無料なのはメリットですが、着金額指定サービス(2,500円)を利用しないと中継銀行手数料と受取銀行手数料を受取人が負うことになります。
もはや2,500円は必須手数料みたいなものなので、為替手数料と合わせて最終的には割高。銀行からの海外送金と比べたら安いかもしれませんが、海外送金サービスと比べたら普通に高いです。

メリット

  • 大口の送金手数料が無料/li>
  • スピード送金の対象国なら24時間以内に着金

デメリット

  • 小口の送金手数料が高い
  • 着金額指定サービスを利用する必要がある

ナオ

着金までのスピードが速いのは優位点ですが、手数料が高いデメリットが大きいですね。

その5:PayPal

PayPalは、20年以上の実績のあるフィンテックサービスです。
海外送金よりもネットショッピングの決済で利用されることが一般的です。

海外送金の手数料が一律499円なので、一見お得そうに感じます。
しかし、通貨換算手数料という落とし穴があります。通貨の両替が生じる場合、支払額に4%手数料がかかります。めちゃくちゃ高い手数料ですよね。

例えば、アメリカに1,000ドル送金するとします。為替レートが1ドル=115円だとすると通常であれば日本円で115,000円が必要になります。
PayPalでは支払額に対して4%の通貨換算手数料がかかるので1,000ドルの4%、つまり4,600円。という事は、1,000ドルを送金するのに115,000円+4,600円で119,600円が必要になるということです。

ぶっちゃけPayPalで海外送金をする理由は皆無ですね。

メリット

  • 手数料が安い(一律499円)

デメリット

  • 通貨換算手数料が4%なので、マジで高すぎる

ナオ

余談ですが、サイバー犯罪者の約10%がPayPalを使ってマネーロンダリングをしているみたいですよ。

海外送金サービスに関するよくある5つの質問

海外送金サービスに関するよくある5つの質問

海外送金に関するよくある質問をまとめました。

海外送金の取引きを行ってから、受取れるまでの期間は?

本人確認に2日、送金に1〜2日で、初回利用者は3〜4日あれば大体着金します。
ただし、送金手続きは土日祝日を挟むと処理が止まってしまうので、送金をするなら週始めが良いと思います。

なお、2回目以降は即送金処理が行われるので、早くて翌日には相手方に送金することができます。

なぜこんなにも手数料に差があるのですか?

前述していますが、リフティングチャージやコルレス手数料の有無が大きな差になります。

グローバル展開している海外送金サービスは、多くの国で自社口座を持っています。つまり、中継する銀行を挟む必要がないので、手数料を無駄に払う必要がないのです。

手数料が高い方が安全とかではないので、手数料の安い海外サービスを選んでください。

送金が完了したら、サービス会社から自分と相手に連絡はありますか?

基本的には、サービス会社によります。

Wiseだと自分から送金プロセスが確認できるので連絡はありません。相手側にはメールアドレス宛に送金が完了したことが伝えられます。(送金する際に相手のメールアドレスを登録します。)

Western Unionの現金受取だと、送金管理番号を相手に伝える必要があるので、着金したらそもそも自分から相手に連絡する必要があります。

どの通貨でも送金できますか?

送金通貨はサービス会社によります。ただ、先進国を含めた大抵の通貨は取り扱っています。マイナーな送金サービス会社だと取扱通貨が少ないです。

送金する相手の情報はどこまで聞いておけばいいですか?

・名前
・住所
・メールアドレス
・銀行名
・口座番号
上記の5つを聞いておけば大丈夫です。