「アフィリエイトを頑張ってるけど、広告が全然クリックされないから報酬が発生しない。貼り方が間違っているのかな、、、。クリック率を上げる効果的な広告リンクの貼り方を教えて欲しい。」
この記事ではこういった疑問に答えます。
- クリック率を上げるアフィリエイト広告リンクの貼り方
- 広告タイプ(テキスト・ボタン・バナー)の使い分け
- アフィリエイトリンクに関するよくある3つの質問
この記事を書く私は、アフィリエイト歴が5年で、広告リンクのクリック率を上げるために色々と試行錯誤してきました。
前提として、アクセスが集まっているのに広告がクリックされないのであれば、広告の貼り方が読者にとって魅力的ではない、もしくは、そもそも基本的な貼り方が間違っている可能性があります。
私自身、広告の貼り方を変更したことで報酬が2倍以上に増えた経験があります。
つまり、広告の貼り方ひとつで、報酬が増えることもあれば、逆に機会損失になってしまうこともあるのです。
そこでこの記事では、クリック率を上げる広告リンクの貼り方と、広告タイプの使い分けについて解説します。
クリック率を上げるアフィリエイト広告リンクの貼り方
クリック率を上げるには、広告リンクの基本的な貼り方と、どこに設置するのかが重要です。
広告リンクの貼り方【3つの鉄則】
広告リンクの貼り方には、3つの鉄則があります。
- 鉄則1:テキストリンクは青色にする
- 鉄則2:バナー広告だけを設置しない
- 鉄則3:テキスト内容を変更して使う
鉄則1:テキストリンクは青色にする
基本的なことですが、テキストリンクの色は青色にすることが必須です。
たまに、リンクの色をオレンジやグリーンなどに設定しているサイトを見かけることがあります。
広告リンクを青色以外にすると、「リンク」であることを読者は認識できないので避けましょう。
ナオ
鉄則2:バナー広告だけを設置しない
バナー広告だけを貼り付けても、なかなかクリックには結びつきません。
そもそも読者は、「ザ・広告」のような広告色の強いバナーは避けがちです。
そのため、バナー広告を使う時には、広告の前に一文を追加したり、テキストリンクも合わせて貼り付けることでクリック率を上げることができます。
ナオ
鉄則3:テキスト内容を変更して使う
広告のテキストリンクは自由テキストのものを選択して、読者の行動を促す内容に変更して使うとクリック率が上がります。
プログラムの中には自由テキストが準備されていない広告もありますが、サポートに連絡するなりして自由テキストでも可能かどうかを確認すると良いでしょう。
ナオ
広告リンクの設置場所【3パターン】
設置場所に関しては、以下の3パターンを組み合わせます。
- 設置場所1:冒頭文
- 設置場所2:本文途中
- 設置場所3:記事下
ここで伝えたいことは「読者の悩みが解決されたタイミングで広告がクリックされる」ということです。
記事下に広告リンクを設置することは一般的だと思いますが、文中の序文に問題が解決しているのに記事下まで広告リンクがないと、読者はクリックを押す前に記事から離脱してしまいます。
そのため、読者はどこで行動を起こすのかを見極めて広告を設置しましょう。
設置場所1:冒頭文
冒頭文を甘くみてはいけません。実は一番重要だったりします。
特に、商標記事やおすすめ記事など、収益性の高いキーワードでは、記事下だけでなく冒頭文にも広告リンクを設置するとクリック率を上げることができます。
ナオ
その2:本文途中
読者の悩みが解決できた時点で、広告はクリックされるので、本文途中だとしても広告リンクは必須です。
設置している広告数が多いと感じるかもしれませんが、それが読者のためであれば全然OKです。
ナオ
その3:記事下で成約させるパターン
言わずもがなですが、記事を最後まで読んでくれた読者は、何かしろの行動を起こす可能性が高いです。
上記の例では、「人気テーマ9選→よくある質問→有効化の手順」の流れで、最後に改めて人気テーマの中からおすすめのテーマを3つに絞って広告を設置しています。
ナオ
広告タイプ(テキスト・ボタン・バナー)の使い分け
広告タイプ(テキスト・ボタン・バナー)の使い分けは、自分でルールを決めておくことをおすすめします。
基本的にはテキストリンクがクリックされやすいと言われますが、私が効果測定した限りでは記事によってはテキストリンクよりボタン広告の方がパフォーマンスが良かったケースがありました。
収益性の高い記事を優先的にABテストで分析することが理想ですが、ある程度は自分でルールを決めておくとスムーズにサイト運営することができます。
具体的として、当サイトでは以下の通りにルールを決めています。
- テキストリンク→基本はコレを使う
- ボタンリンク→ランキング記事で複数のサービスを紹介する時に使う
- バナーリンク→ランキングや商標のイメージ画像として使う
他にも、私は特化型のアフィリサイトも運営していますが、特定の広告をメインで紹介しているサイトに関しては、ボタン広告も頻度多く使っています。
おまけ:物販ならカエレバを活用する
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどの物販アフィリエイトでは、商品リンクをそのまま使ってもなかなかクリックされません。
そのため、カエレバという商品リンクをオシャレにカスタマイズできるツールを利用することをおすすめします。
ナオ
アフィリエイトリンクに関するよくある3つの質問
広告タイプ以外に、リンクに関するよくある質問をまとめました。
Qtarget=”_blank”は、削除した方がいいの?
target=”_blank”は、リンクをクリックすると別タブを開くように指定するタグのことです。
target=”_blank”にはセキュリティ上の欠陥があることが発見されたので、大手ASPだとアフィリエイトリンクからtarget=”_blank”を削除した経緯があります。
結論として、大手ASPではtarget=”_blank”の削除を推奨しています。
rel=”noopener”を付けることで脆弱性に対処できますが、広告の効果測定を正確に行うためにも削除した方が良いでしょう。(ブラウザのアップデートにより、別タブで開くことで広告が正確に測定できない可能性があります。)
読者にとっては別タブで外部リンクを開いた方が使い勝手が良さそうに感じますが、現状では削除した方が良いでしょう。
Qrel=”nofollow”は付けた方がいいの?
rel=”nofollow”とは、リンク先にページ評価を渡さないようにするタグのことです。
結論として、アフィリエイトリンクには、rel=”nofollow”を付けましょう。
大手ASPのアフィリエイトリンクには、rel=”nofollow”が必ずありますが、クローズドASPで管理しているプログラムの中にはrel=”nofollow”のないリンクが数多くあります。
rel=”nofollow”を付け加えることは改変にはあたらないので、付け加えることを忘れないようにしましょう。
QITPに対応していない広告って大丈夫?
ITPとは、AppleがブラウザのSafariに実装したトラッキングの制限機能です。
ITPに対応していない広告では、成果を正確に計測できない致命的な欠点があります。
基本的に、ITP非対応の広告を利用することは控えましょう。
日本だとiPhoneのシェア率が7割にもなるので、ITP非対応の広告だと広告が正確に測定されない可能性があります。
また、未だにITP対応していない広告主は、アフィリエイターに協力的ではないことが予想されます。
本文に関しては以上です。
ちょっと話はそれますが、広告リンクの貼り方以外にも、どの商品を紹介するのかも重要です。
知名度のある商品は、クロージングが多少甘くてもクリックされやすいのです。
広告の選び方に関しては「広告の選び方(執筆中です。)」で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。
というわけで以上です。